副詞「一挙に」「一気に」「一斉に」の使い分け

今回は上級レベルの副詞(ふくし)の使い分けについて考えましょう!


今日紹介するのは次の3つです。


 一挙に (いっきょに)

 一気に (いっきに)

 一斉に (いっいに)


すべてで始まる副詞ですが、使い方は違いますよ。

それでは、一つずつ意味と使い方を確認していきましょう。



「一挙に」の意味は、一度にまとめて物事をする様子に使います。

また同時に物事が集中する様子にも使います。

例えば、

「午前中の仕事と午後の仕事を昼休みに一挙に仕上げた。」

「年末になると宝くじのテレビコマーシャルが一挙に増える。」



次に「一気に」です。

意味は、途中で休まないで最後までする様子に使います。

また、変化が急な様子に使います。人間の行動に使うことが多いです。

例えば、

「喉が渇いていたので、コップ一杯の水を一気に飲んだ。」

「残念な知らせが届いて、部屋の中は一気に暗いムードになった。」



そして最後の「一斉に」の意味です。

(読み方は「いっせいに」ですよ)

多くの人が同時に物事をする様子に使います。

また人以外のたくさんの物が同時に変化するときにも使います。

例えば、

「お店が開店すると同時に一斉にお客さんが入ってきた。」

「春になると一斉に花が咲き始める。」



それでは、3つの大きな違いをとても簡単にまとめますね。


「一挙に」⇒まとめて。

「一気に」⇒途中で休まないで。

「一斉に」⇒たくさんの人や物。



それでは、少しクイズで確認していきましょう。

3つのうち、もっとも適切なものを選んでください。

答えはこのページの一番下にあります。

(動画でも確認できますよ)


<クイズ>

1)今日の番組は、人気の曲を(  )にご紹介します。

2)「テスト終了」と言ったら、(  )鉛筆を置いてください。

3)とてもおもしろい漫画だったので10冊を(  )読み切った。

4)訓練用のサイレンがなったらみなさん(  )外にでてください。

5)大学を卒業したら、友人が(  )に引っ越しして寂しくなった。

6)慣れない山登りは危険だから(  )登らずに休憩しながら登った方がいい。



さて、どうでしたか。

違いが分かってきましたか。

質問などがあったら、レッスンで聞いてくださいね。

それでは、またオンラインレッスンで会いましょう。



<クイズの答え>

1)今日の番組は、人気の曲を( 一挙に )にご紹介します。

2)「テスト終了」と言ったら、( 一斉に )鉛筆(えんぴつ)を置いてください。

3)とてもおもしろい漫画(まんが)だったので10冊を( 一気に )読み切った。

4)訓練用(くんれんよう)のサイレンがなったらみなさん( 一斉に )外にでてください。

5)大学を卒業したら、友人が( 一挙に )に引っ越しして寂しくなった。

6)慣れない山登りは危険だから( 一気に )登らずに休憩(きゅうけい)しながら登った方がいい。